top of page
思い出したあの時代へ届けたいのはこんな唄Emiyou
作詞:ゆーや
作曲:Emi Ele
短く手折った四文字に
煌びやかに光る流星群
子供の頃と同じ夢乗せ
遠くまで運んでほしい
ーどうか
下駄箱をそっと裏返し
表面刻む合言葉は未だ
誰にも救ってもらえず
後ろ姿だけを見送った
隠れんぼの途中思わず
落とした円規が描いた
歪な線の中に今解いた
答えの数は図書館の鍵
夏が過ぎって雨降って
傘差して風に煽られた
長靴の意味など無い程
濡れた足は熱を探した
冬が翳ってもう沈んで
雪の中自転車を押した
手袋は一人待ち合わせ
冷えた指が恋を語った
跳び箱とずっと闘って
白色畳む蒲団に隠れた
誰かも知らぬ木彫り顔
土蜘蛛は右の衣囊の中
缶蹴りは遥か宇宙まで
跳ばせば音色が響いた
奇抜な点結んだ万華鏡
教科書の落書き匂い玉
春が芽吹いて花散って
日が射して心が弾んだ
背広姿がぎこちない儘
踏んだ土が音を奏でた
秋に出向いて先立って
香る世界は色を育てた
足早夕陽追いかけっこ
赫らむ空が刻を報せた
短く手折った四文字に
煌びやかに光る流星群
子供の頃と同じ夢乗せ
遠くまで運んでほしい
ーどうか
bottom of page