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ジャケット_思いだした〜_edited-5.jpg
思い出したあの時代へ届けたいのはこんな唄Emiyou

作詞:ゆーや

​作曲:Emi Ele

短く手折った四文字に

煌びやかに光る流星群

子供の頃と同じ夢乗せ

遠くまで運んでほしい

ーどうか

 

下駄箱をそっと裏返し

表面刻む合言葉は未だ

誰にも救ってもらえず

後ろ姿だけを見送った

 

隠れんぼの途中思わず

落とした円規が描いた

歪な線の中に今解いた

答えの数は図書館の鍵

 

夏が過ぎって雨降って

傘差して風に煽られた

長靴の意味など無い程

濡れた足は熱を探した

冬が翳ってもう沈んで

雪の中自転車を押した

手袋は一人待ち合わせ

冷えた指が恋を語った

跳び箱とずっと闘って

白色畳む蒲団に隠れた

誰かも知らぬ木彫り顔

土蜘蛛は右の衣囊の中

 

缶蹴りは遥か宇宙まで

跳ばせば音色が響いた

奇抜な点結んだ万華鏡

教科書の落書き匂い玉

 

春が芽吹いて花散って

日が射して心が弾んだ

背広姿がぎこちない儘

踏んだ土が音を奏でた

秋に出向いて先立って

香る世界は色を育てた

足早夕陽追いかけっこ

赫らむ空が刻を報せた

 

 

短く手折った四文字に

煌びやかに光る流星群

子供の頃と同じ夢乗せ

遠くまで運んでほしい

ーどうか

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